医学部附属病院 小児科
講師
フジサワヤスコ
藤澤 泰子

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更新日: 2024/09/17
教員基本情報
プロフィール
1998年3月浜松医科大学医学部卒業。同年医師免許取得。小児科全般に関する臨床および小児内分泌領域を専門とする診療を行なっている。DOHaD(Developmental Origin Heath and Disease)に関する研究、特に胎生期の低栄養と生後の男性生殖器系障害との関連を動物実験にて検証している。また小児内分泌領域での希少疾患に関する報告も複数行なっている。ステロイド産生プロセスに関する研究を行っている。
経歴
1998年4月- 浜松医科大学 医学部附属病院小児科 研修医
1999年2月- 聖隷沼津病院 小児科 医師
2007年5月- カリフォルニア大学デービス校 博士研究員
2010年4月- 松医科大学医学部付属病院 小児科 医員
2013年8月- 浜松医科大学 医学部付属病院小児科 助教
2016年4月- 浜松医科大学 医学部付属病院小児科 講師
学位
医学博士 浜松医科大学
免許・資格
[1]. 医師免許
教育・研究活動状況
小児科全般および小児内分泌の診療を行なっている。研究分野はDOHaDという領域(Developmental Origins of Health and Diseaseの略であり「将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定される」という概念)を中心に展開している。また浜松医科大学女性医師センターの委員でもあり、女性医師のキャリア継続について取り組んでいる
研究分野
ライフサイエンス - 代謝、内分泌学
ライフサイエンス - 胎児医学、小児成育学
研究キーワード
小児 内分泌 分子遺伝学 性分化 栄養 DOHaD ステろいど
研究テーマ
[1]. Developmental of Health and Desease (DoHAD)、性分化と精巣機能障害、ステロイド産生機構
競争的資金等の研究課題
[1]. 2020年4月1日- 2024年3月31日 代謝に制御されるエピゲノムに着目した精巣形成不全症発症の分子基盤の解明
[2]. 2017年4月1日- 2020年3月31日 胎生期の低栄養環境による精巣機能障害の発症機序の解明
[3]. 2014年4月1日- 2017年3月31日 母乳栄養による肥満発症抑制機序〜脂肪細胞と腸管内分泌細胞への複合作用の解明
[4]. 2011年4月1日- 2014年3月31日 母乳に含まれる抗肥満生理活性物質の探索
研究活動
論文
[1]. A Case of 17α-hydroxylase/17,20-lyase Deficiency Diagnosed at 45 Years of Age with Hyperaldosteronism.
Internal medicine (Tokyo, Japan) (2024年) [査読] 有 [DOI]
[2]. Effective growth hormone replacement with once-weekly somapacitan in Japanese children with growth hormone deficiency: Results from REAL4, a phase 3 clinical trial
CLINICAL ENDOCRINOLOGY [巻]100 [号]4 [頁]389 -398 (2024年) [査読] 有 [DOI]
[3]. Sotos syndrome with marked overgrowth in three Japanese patients with heterozygous likely pathogenic NSD1 variants: case reports with review of literature.
Endocrine journal [巻]71 [号]1 [頁]75 -81 (2024年) [査読] 有 [DOI]
[4]. Multiple TP53 p.R337H haplotypes and implications for tumor susceptibility.
HGG advances [巻]5 [号]1 [頁]100244 (2024年) [査読] 有 [DOI]
[5]. Serum steroid metabolite profiling by LC-MS/MS in two phenotypic male patients with HSD17B3 deficiency: Implications for hormonal diagnosis
JOURNAL OF STEROID BIOCHEMISTRY AND MOLECULAR BIOLOGY [巻]234 (2023年) [査読] 有 [DOI]
研究発表
[1]. 2023年2月 Microdeletion within ESR1 constitutes a worldwide spread susceptibility factor for the development of undermasculinized genitalia HORMONE RESEARCH IN PAEDIATRICS
[2]. 2022年11月1日 子宮内低栄養はマウスの胎児期のテストステロン産生と出生後の精子数を減少させる 第54回日本小児内分泌学会学術集会
[3]. 2021年10月28日 基礎研究としてのDOHaD 第54回日本小児内分泌学会
[4]. 2020年10月1日 The year 副腎
[5]. 2020年7月20日 胎内の低栄養環境と精巣機能障害ー Testicular Dysgenesis Syndromeー 第93回日本内分泌学会
所属学協会
[1]. 日本小児科学会(評議員)
[2]. 日本内分泌学会
[3]. 日本小児内分泌学会(理事)
[4]. 生殖内分泌学会(評議員)
[5]. 日本遺伝学会
委員歴
[1]. 2022年4月1日- 日本小児内分泌学会 男女共同参画ワークライフバランス委員会
[2]. 2022年4月1日- 日本小児内分泌学会 性分化・副腎
[3]. 2022年4月1日- 日本小児内分泌学会 薬事委員会
[4]. 2022年4月1日- 日本小児内分泌学会 渉外
[5]. 2022年4月1日- 日本小児内分泌学会 専門医
教育活動
担当授業科目
[1]. 内分泌代謝
[2]. 小児科
[3]. 小児科
[4]. 小児科
社会貢献
社会貢献活動
[1]. 2010年4月1日- 託児者講習会